ランニングが習慣化して、この春はスマートフォンのIS04にいくつかのアプリをログ管理を試みたものの、GPSを連続使用したときのIS04の安定性が悪く、しばらくすると熱暴走してしまう(設計が甘いというか欠陥だと思う)。そして、IS04は使わなくなり、腕時計のストップウォッチ機能と、GoogleMaps上でピコピコと距離計測することに落ち着いた。
しかし、週末のランニング距離が20km程度になると、まいど距離を測るのも面倒で、しかし気分でコースを変えたくもなる・・・ 1kmごとのラップタイムを知りたい・・・ 要求は高度かつ我儘になる一方である。
そうなると、ポーチにしまうタイプではいちいち走りながら取り出すのが面倒になるので、GPS内蔵腕時計が欲しくなるという、どこにでもある結論に落ち着いた。
ところが、値段が高い。Garmin社が主流なようだ。GarminのGPSは以前から欲しいと思っていたし、この際いいんだけど、比較的廉価な「フォアアスリート110」というモデルでも3万円くらいだ。
そこであれこれ調べてみると、イギリスのWiggle社から購入すると安いらしい。ただし、フォアアスリートは日本語化されているが、海外版のForRunnerシリーズとなる。ここで、廉価モデルの110の改良版? ForRunner 210があることがわかった。一部機能が強化されている。これに心拍計のオプションが付いて、21620円で送料無料とのこと。
決めた。これならお小遣いでもなんとかなる!(^_^;) と、注文したのが6月22日。残念ながら在庫がなく、入荷予定は7月上旬とのこと。いえいえ、待たせて頂きます。そして入荷&発送の連絡が7月13日、到着が7月23日、といった具合であった。
あいにく、先週の20kmラン以降で膝を悪化させてしまい、現在は回復待ち中。残念だが、まずは自転車トレで使うことに。荷物はランほど絞らなくてよいので、以前から使っているHolux M-241と併用して、比べてみることにした。まず、外観。
本日のルートは、60kmコース。自宅を起点に、目久尻川~茅ヶ崎~江ノ島~境川と通る。梅雨明け直後の異常な暑さがなく、さわやかで気持いい。
Garminは1kmごとに自動ラップを計測してアラーム音とともに知らせてくれる機能があり、これが非常によかった。GPSの精度そのものはどうだろうか?
アナログ停波に間にあうように無用な寄り道をせずに帰宅して、それぞれのログをGoogle Earthに読み込ませてみた。Garmin(赤)、Holux(黄)。
Garminは、Garmin ConnectというWebサービスを使うが、KMLをエクスポートすると、ラップ取得地点に番号付きの旗が表示されるあたり、気が効いている。
GPSの精度となると、市街地で歴然とした差が見られた。上の写真は南北の走行ルートが半地下道になっており、東西に線路と国道が上に交差する悪条件である。Holuxは大きく精度を落としているが、Garminはほどんどコースを外していない。
次は民家が密集する市街地の細めの道路。

もう、すごいの一言だ。腕時計型のGPSなので、大して期待せずに使っていたが、なんという差だろう。特に北端の大通りに接したところなど、自転車の軌跡を完全に捉えている。コース全域に同様のことが言える。
腕時計型の使い勝手、精度、機能、今のところ申し分ない。210は日本語モデルは出ていないみたいだけど、 特に難解な英語力も不要なので、いい選択をしたと思った。そうそう、充電はEUのコンセント仕様になっているけど、USBでできるので問題ないでしょう。
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