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2007.12.04

4LDKか,3LDKか

最初の設計案で,15畳のLDKと4.5畳の和室を隣接して配置する案をもらいました。つなげると20畳近い空間で,ちょっと持て余しそうです。

カミさんとしては,来客宿泊のためだけなら和室はいらないんじゃないの,という意見で,確かに一理あります。ただ,少しは畳の場所もほしいと思うので,リビングに畳コーナーをつける今風?なことを次回に相談してみよう。畳の床を上げてもらえれば,普段は和風ソファーみたいに腰掛けても寝てもいいし,ロールスクリーンなどで仕切れば,人が泊まっても何とかなりそうです。

これなら4LDKにこだわらなくてもいいかも知れない。ちょっと素人設計案を作って,設計のHさんに送ってみよう。

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2007.12.03

玄関の位置

玄関位置は,やはり設計Hさんの助言が合理的なので,道路に面する位置に配置することにしよう。玄関が駐車場の奥にあると,天文機材の積み下ろしが車のバックドアと近くて楽だなぁと少し未練もありますが(^_^;),雨の日も含めて日常の使い勝手が大切ですから,ここは妥協のポイントでしょう。

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2007.12.02

第1回設計打ち合わせ

今日は不動産屋Mさんの元勤め先,Y建築設計で第1回の設計打ち合わせです。9:30スタート,ねむい・・・

今回の建設では,Mさんは土地の媒介だけになってしまいましたが,地鎮祭やY建築設計との橋渡しでもいろいろと段取りをいただいて,感謝しています。地鎮祭は希望通りで決定しました。

さて,最初ということでY建築設計のT社長さんも同席されて,あとは担当の設計士Hさん(女性),営業のSさんと初顔合わせしました。とてもよい雰囲気です。T社長からは,「うちの標準構成でも,中の上くらいの品質の設備は整えられますが,せっかくの新築ですし,ぜひ1つはこだわってみてください。」という助言をいただきました。これは胸を打たれました。

あまりに急転した新築という選択肢に戸惑い気味でしたが,これで前向きに楽しめそうです。心のどこかには,中古か建売のほうが気が楽という意識があったのですが,建築という提案・見積もり・施工・引き渡しプロセスを当事者として見られることは興味深いし,地鎮祭といった行事も貴重な体験。これはプライスレスの経験です。業務繁忙期はつらいですが,ここは技術士たる自分のマネジメント能力の見せ所と思わなくては。

設計の制約条件は土地の形・接道方向・日照・周辺住宅,そのほか各種法令でしょうか。土地の形というシステム境界があって,そのほかの境界条件に合わせて自分にとって必要な設計をしていくことは,何とか本業にも役立つ経験にしたいものです。

さて,設計で最初の焦点は玄関でした。これは重要なインターフェースです。設計のHさんから提示していただいた第1案はこんな感じでした。

Plan1

LDKは14.5畳で,最初の希望で伝えた隣接する和室も6畳も確保されており,つなげれば20畳もの空間ができるという,想像以上の1階でした。ただ,これだけの空間ができるなら,和室とLDKはつながらなくてもよいと思いました。あと,玄関を入ってから細長く奥に入るスタイルより,家の中心に近いところに玄関があるスタイルがよかったので,それを伝えてみました。こんな感じ。

Plan2

これに基づいて,目の前で第2案を作っていただけました。ただ,設計のHさんとしてはお勧めしないとのこと。玄関へのアクセスには駐車スペースの脇を通らざるを得ないため,雨の日に買い物袋を持っているときは不便を感じるかも知れないということです。あとで考えてみよう。

間取りのほか,外壁をサイディングとするかパワーボードとするか,また玄関やサッシをYKKとするかTOSTEMとするか,キッチンや浴室などの水まわり設備をナショナルとするかTOSTEMとするか,はたまたYAMAHAにするかを決めていかなくてはなりません。メーカーだけでなく,どの製品の何色にするか,オプションを追加するかを検討していくので,気が遠くなる感じです。まず水まわりはショールームで確認したほうがよいとのことで,今日は近くにあるナショナルを見に行って,後日TOSTEMとYAMAHAを見ることにします。

打ち合わせの2時間はあっという間に過ぎました。つづいて急遽ナショナルのショールームです。

こういうショールームは当然なじみがなかったのですが,ようやく存在理由がわかりました。建設会社の紹介で予約をして出かけると,担当者がその会社の標準構成の製品を案内してくれるのです。たしかに,こうしてもらわないとカタログだけではさっぱりわかりません。

ナショナルは最初のショールームのため,キッチンまわりなどは評価が難しいですが,「畳が丘」の展示がおもしろくて気になってパンフレットをいただいて帰りました。

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2007.12.01

土地契約

いよいよ土地の契約です。ローンの申し込み(まだ契約ではない)もあって,内金50万円と住民票,印鑑登録,実印,認印を持参して不動産屋へ約束の13時に訪問しました。媒介ですので,実際の契約は売主であるハウスメーカーAの営業マンが14時に来てからとなります。

土地は分譲地の10号という位置づけ。1~8号は第1期販売で建売式で販売されていて,ほぼ売れている状態です。9と10号だけは土地で販売。聞くと,一度の開発分譲での規模がある面積を超えると届出や手続きが変わるそうで,そうした理由だそうです。個人的には,一番いい場所が残ってくれている印象でラッキーでした。もとが国有地だったそうで,おそらく相続関係で一度国へわたって,しばらくねかされて競売にかかってハウスメーカーAが落札したのではないか,とのことです。

ローンの説明も再度受けました。以前からマネープランとして何度も聞いてきていますが,なかなか理解しきれず不安が残っています。不動産屋Mさんには何度も繰り返し説明してもらえて助かります。10年固定特約タイプにする方向で,35年の借金王になりそうです。ただ,今の家賃+1万円以内で住むので,今までどおり貯金しながら,ときどき繰り上げ返済してどうにかなりそう。上下水道の引き込み,地盤改良費用(土量)も,平日に予定しているY建築設計と下見して正確な数値が出ていました。見積もりの精度が上がり,リスク込みで納得できる範囲に来ています。

十分納得して,ついに購入契約を交わしました。

このあと家の間取りを決めて,1月に銀行とローン契約と土地支払いの決済をして,晴れて自分名義の土地となります(^^ゞ 1/18に決済して,19~20,または27のいずれかに地鎮祭をすることにしました。日程は両親の意向も確認することにしました。縁起だのを気にする私らではないですが,日本の伝統は興味があるので,そのあたりを聞いてみると,六曜のほかに二十八宿というものがあることを教わりました。

ああ,第一報からわずか10日間で迅速な意思決定となりました。それにしても土地購入とは・・・実感がわきません(^_^;)

さて,帰宅して二十八宿を調べてみました。28というくらいだから,太陰暦なごりなのでしょう。
WikiPedia 二十八宿
黄道ではなく,天の赤道を28に不均等分割して,その28の星座の名前なのだそうです。それぞれに意味が持たされています。地鎮祭予定日というと,こんな感じ。
1月19日(土):六曜→大安,二十八宿→胃(えきへぼし,開店・移転・求職に吉)
1月20日(日):六曜→赤口,二十八宿→昴(すばるぼし,神仏詣で・祝い事・開店に吉)
1月27日(日):六曜→先勝,二十八宿→星(ほとをりぼし,乗馬始め・便所改造に吉。祝い事・種まきに凶)

カミさんの実家はどれでも大丈夫とのこと。私の実家は日曜日がよいとのこと。早いほうがよいので20日,赤口なので正午に行うことにしました。明日,手配をお願いしよう。

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